ゴッホ展

上野の森美術館で開催中の「ゴッホ展」に行って来ました。



公式サイト



展覧会の構成は以下の通り。

第1部　ハーグ派に導かれて
第2部　印象派に学ぶ

ゴッホは職を転々とし、３７歳でこの世を去ったため、画家として活動期間は約１０年ほど。

ゴッホが初期に貧困にあえぐ農民たちの生活を描いた「ジャガイモを食べる人々」など、暗いトーンの絵はこれまでも見たことがありましたが、「ゴッホ唯一の師」として知られているマウフェの絵、「ハーグ派」は初めて知りました。ハーグ派はシックでカッコよかった。

それからゴッホはパリに移り、転機を迎えますが、あの荒々しい激しい筆致をモンティセリから学んだということは、新しい指摘らしいです。
モンティセリの作品も数点並んでいるので、比較しながら見れるのはわかりやすく、とても親切。
それからゴッホはアルルへ行き、名作を描き上げていきます。
ここからの話は有名ですね。

今回の展示のなかで「サン＝レミの療養院の庭」は、とてつもないパワーを感じました。
これは実物を観ないとわかりません。

私は展覧会の前に、今公開中の映画を観ていきました。


この映画を観た後だったから、ゴッホの不器用さや不遇さの先にある作品がより輝いて見えたような気がします。

ゴッホ展は土日は並ぶほどのようなので、私は早い時期の平日にしましたが、それでもそこそこ混んでいました。
年配の方々がたくさんいらしていたので、平日も朝イチはよくないのかもしれません。

改めてゴッホのすごさを実感できました。

羊の絵 その３

絵を進めました。

バスキア展 メイド・イン・ジャパン

森アーツセンターギャラリーで開催中の「バスキア展 メイド・イン・ジャパン」に行ってきました。



バスキア展公式サイト

行こうかどうしようかと迷っているうちに終わり間近となってしまって、大変混雑しているようでしたが、行くことにした展覧会。
休日はものすごい混雑という書きこみを見て、平日休みをもらって行ってきました。
バスキアの日本初の本格的回顧展。
往年のファンから、初めて目にする若い人までとにかく大きな反響を呼んでいるようです。




平日のあさイチに行きましたが、チケットブースは混んでましたが、入場規制はなく。
撮影可能作品ありました。








作品は激しくてパワフルなんだけど、主張が強すぎなくて理性的。何よりカッコイイ。
これは何なんだろうと思い、自分では整理できなかったのですが、ある方のTwitterの書き込みを見て、そうそう、これこれ！とものすごく共感できました。

「とても自由でとても激しくてとても詩的、そして楽しい。無邪気なんだけどメッセージ性があり、ポップなんだけどどこか冷めている。感性と勢いのあるままに生涯を終えたことも大きいと思うが、30年も前の作品だというのに今も刺激的なのはやはり凄い。」






１２３億円で落札されたもの



これはホント行ってよかったです。
これまでバスキアの絵を子供のような無邪気な絵だと思っていたのですが大間違い。
魂を込めた作品に、自然に涙が滲んでくるほど心を揺さぶられてきました。

羊の絵 その２

順調に進めてます。